有馬温泉 陶泉 御所坊 男子浴室 蒸し風呂 [Mosaic art Portfolio]

龍のモザイクアート dragon - Watanuki|特注モザイクアート制作例 作品例
dragon - Watanuki

有馬温泉・陶泉 御所坊の男子浴室(蒸し風呂)に、「」のモザイクアートを制作しました。女子浴室の「糸桜」と対をなす、男湯の象徴です。御所坊では、湯屋松風「」のモザイクも手がけています。

■ モチーフ — 御所坊の世界観を支えた、綿貫宏介先生の「龍」

御所坊は、デザイナー・綿貫宏介先生(無汸庵)の思想とデザインを礎に、その世界観が形づくられてきました。先生が世を去られた今も、オーナー様はそのコンセプトと意志を受け継ぎ、御所坊の哲学を守り続けています。

今回モチーフにいただいたのは、故・綿貫先生の数ある作品のひとつ「龍」。これをモザイクアートとして男子浴室に遺したい——アイデアにあふれクリエイティブなオーナー様には、すでに明確な構想がありました。その構想と私にできる表現をすり合わせ、打ち合わせを重ねて形にしていきました。

■ 既存を活かす —「タイルオンタイル」の改装

大きな改装の一部として、既存のタイルをそのまま活かし、その上から新たなタイルを貼り重ねる「タイルオンタイル」の手法を採用。既存タイルの色とも調和するよう配慮しました。設置場所も、オーナー様との対話の中で決めています。

■ 制作のこだわり — 原画に忠実に、磁器タイルと「竹割」の額縁

素材は、25年以上使い慣れた高強度の磁器タイル。70数色という豊富な色数を活かし、とにかく原画に忠実に制作しました。

額縁の役割を担うタイルには、昔ながらの「竹割(たけわり)」を選定。一見シンプルに見えますが、下地の状態を見極める必要があり、熟練のタイル職人だからこそ扱える素材です。この仕事を通じて、私自身も多くを学びました。

■ 龍とともに、群青の蒸し風呂

龍のモザイクは約85cm四方。さらに、龍の隣に新設された蒸し風呂の内外のタイルコーディネートも手がけ、龍との組み合わせを考えながらまとめました。湯に浸かりながら、青の世界で瞑想的なひととき・癒しの時間を感じていただけるよう、美しい群青色のタイルを多用。そこに、これも綿貫先生がデザインされた御所坊のロゴを、モザイクのアクセントとして添えています。

■ 制作を終えて

私が子どもの頃からよく食べていた、きんつばの本高砂屋。その数々のデザインを手がけられたのも綿貫先生でした。そう思うと、感慨深いものがあります。先生の「龍」を模写し、数々の作品を制作できたことを、心から光栄に感じています。

■ ホテル・店舗・施設のご担当者様へ

既存空間を活かした改装、ブランドや作家の世界観を受け継ぐ表現、空間全体のタイルコーディネートまで対応します。空間に物語と癒しを。ご相談・お見積もりは無料です。

有馬温泉 陶泉 御所坊 男子浴室の龍のモザイクアート
御所坊 男子浴室 龍のモザイクアート(部分)
御所坊 男子浴室 龍のモザイクアート(制作の様子)
綿貫宏介先生の作品をもとにした龍のモザイクアート(御所坊 男子浴室)
御所坊 男子浴室 蒸し風呂の群青色タイルコーディネート

↓蒸し風呂内

御所坊 男子浴室 蒸し風呂内の群青色タイル

御所坊様ロゴをモザイクで製作

綿貫先生デザインの御所坊ロゴのモザイク
綿貫先生デザインの御所坊ロゴのモザイクアート
御所坊 男子浴室 蒸し風呂のモザイクアート